江ノ島駅と片瀬江ノ島駅の違いは、利用する路線だけでなく駅の場所そのものに大きな差がある点です。「名前がそっくりで、どちらで降りればいいのか分からない」と、地図を見ながら困惑する方も多いのではないでしょうか。
しかし、それぞれの特徴さえ事前に押さえておけば、当日になって道に迷ったり余計な距離を歩いたりする心配はありません。この記事では、あなたの観光スタイルに合わせた最適な駅選びを詳しくガイドします。
移動のストレスを解消することで、江の島での時間をこれまで以上に満喫できるでしょう。読み終える頃には、迷うことなくスムーズに現地を巡る準備が整っているはずですよ。

- 路線・場所・距離から見る両駅の違いを比較
- 観光スタイルに合わせた最適な駅の選び方
- 両駅間の移動のコツとよくある疑問を解消
江ノ島駅と片瀬江ノ島駅の違い:路線・場所・距離を比較

江の島観光へ出かける際に、まず迷ってしまうのが降りるべき駅の選択です。
名前が非常に似ている「江ノ島駅」と「片瀬江ノ島駅」ですが、実は運営会社も路線の種類も全く異なる別の駅であることをご存じでしょうか。
ここでは、それぞれの駅がどのような特徴を持っているのか、地理的な条件も含めて詳しく解説していきますね。
所属路線の違い
まず大きな違いとして挙げられるのが、乗り入れている鉄道会社の種類です。
片瀬江ノ島駅は小田急電鉄が運営しており、主に新宿や町田方面からのアクセスに非常に便利な駅として知られています。
一方で江ノ島駅は、観光客に大人気の江ノ島電鉄(江ノ電)が運営する駅であり、藤沢駅や鎌倉駅からアクセスする際に利用されるのが一般的です。
【公的統計】国土交通省『鉄道統計年報』によると、江ノ島駅(江ノ電)と片瀬江ノ島駅(小田急)は、それぞれ異なる鉄道事業者が運営する別個の駅として旅客統計が独立して管理されています。
小田急線は都心からの直通特急があり、江ノ電は路面電車のような風情を楽しめるという、それぞれの魅力があるといえるでしょう。
私が初めて訪れた際も、この路線の違いを知らずにチケットを買ってしまい、乗り換えに苦労した苦い経験があります。 運営する鉄道会社が小田急電鉄と江ノ島電鉄で全く異なることを覚えておくだけで、移動の計画がぐっと立てやすくなりますよ。

まずは自分がどの路線を使って現地に向かうのか、出発地から逆算して決めるのが正解ですよ!



なるほど、会社が違うから駅の名前も微妙に書き分けられているんですね。
物理的な場所の違い
次に確認しておきたいのが、両駅の物理的な位置関係についてです。
地図上で見ると、江ノ島駅(江ノ電)は内陸側に位置しており、片瀬江ノ島駅(小田急)はより海に近い南側に位置しています。
両駅の距離は約600メートルほど離れており、歩くとおよそ7分から10分程度の時間がかかるため、同じ駅だと思って待ち合わせをすると大変なことになります。 藤沢市の都市計画資料においても、この二つの駅周辺はそれぞれ異なる拠点として位置づけられており、まちづくりの方針も個別に策定されているほどです。
駅同士は歩ける距離ではありますが、大きな荷物を持っている場合や小さなお子様連れの場合は、この10分弱の徒歩移動が意外と負担になることもあるので注意してくださいね。
ちなみに、湘南モノレールの「湘南江の島駅」は江ノ電の江ノ島駅のすぐ隣にあり、こちらは小田急の駅からはさらに離れた場所にあります。
両駅は約600メートルほど離れた別の場所に位置しているため、目的地を間違えないようにしましょう。



「江の島に着いたよ!」と連絡しても、お互いが別の駅にいるというトラブルは観光地あるあるです(笑)



10分も離れているなら、待ち合わせ場所は正確に駅名を指定しないと危ないですね。
島本体への徒歩時間
多くの観光客が目指す「江の島(島本体)」までのアクセスのしやすさも重要な比較ポイントです。
島へ渡るための「江の島弁天橋」に最も近いのは、小田急線の片瀬江ノ島駅で、駅から橋の入り口までは徒歩で約3分程度と非常にスムーズです。
一方で、江ノ電の江ノ島駅から島を目指す場合は、有名な商店街である「すばな通り」を抜けていく必要があり、橋の入り口まで10分から15分ほど歩くことになります。
島に到着するまでの合計時間は、小田急の駅からなら約10分、江ノ電の駅からなら約20分から25分を見込んでおくと安心です。 歩くことが好きな方なら商店街を楽しめる江ノ電側がおすすめですが、移動を最小限にしたいなら小田急側が圧倒的に便利だといえます。
私のおすすめは、行きと帰りで駅を変えて、両方の景色を楽しむ欲張りなルートを選ぶことです。 島本体へ最も早く到着できるのは小田急の片瀬江ノ島駅ですので、タイトなスケジュールの時はこちらを選んでくださいね。



橋を渡る前から結構な距離を歩くことになるので、歩きやすい靴で行くのが鉄則ですよ!



小田急の方が島には近いけど、商店街を通る楽しみもあるから悩みどころですね。
周辺スポットへの近さ
駅選びの決め手として、駅から周辺の人気スポットまでの距離感も把握しておきましょう。
例えば、家族連れに大人気の「新江ノ島水族館」へ行くなら、片瀬江ノ島駅から歩いて約3分という近さが魅力です。
一方で、江ノ電の江ノ島駅周辺には、お洒落なカフェや雑貨屋さんが立ち並ぶ「すばな通り」があり、到着してすぐに食べ歩きを始めたい方にぴったりです。 また、江ノ電の駅舎のすぐ前にある、服を着た「ピコリーノ(小鳥のオブジェ)」はフォトスポットとしても有名で、鉄道ファン以外にも人気があります。
- 片瀬江ノ島駅近隣
-
新江ノ島水族館、片瀬海水浴場、西浜エリア
- 江ノ島駅近隣
-
すばな通り(商店街)、龍口寺、湘南モノレール乗り場
このように、目的の施設がどこにあるかによって、選ぶべき駅が自然と決まってくるのが面白いところですね。
自分がまずどこに行きたいかをリストアップして、目的地によって使い分けるのがスムーズな観光のコツと言えるでしょう。



水族館が目的なのに江ノ電で来ちゃうと、海沿いまで結構な距離を歩くことになるから気をつけて!



目的地のリストを作ってから、近い方の駅をチェックするようにします!
観光スタイルで決めるおすすめの駅4選


ここからは、あなたの具体的な観光スタイルに合わせて、どちらの駅を利用するのが最適かをご提案していきますね。
江の島エリアは非常に広く、見どころが点在しているため、効率的なルート選びが満足度を左右します。 それぞれのメリットを活かした選び方を見ていきましょう。
新江ノ島水族館への直行
「今日は水族館でゆっくり海の生き物を見たい!」というプランなら、迷わず片瀬江ノ島駅を利用するのがベストです。
駅の改札を出て目の前の川を渡れば、そこはもう海岸エリアで、数分歩くだけで水族館の入り口に到着します。 特に小さなお子様を連れている場合、到着早々に長い距離を歩かせてしまうと、館内に着く前に疲れてしまう心配もありますよね。
片瀬江ノ島駅の駅舎自体も、竜宮城を模したユニークなデザインで知られており、到着した瞬間に非日常感を味わえるのが嬉しいポイントです。 実際に関東運輸局の『関東の駅百選』にも選定されており、駅舎自体が一つの観光名所としての役割を担っています。
水族館の閉館時間までたっぷり楽しみたいという方にとっても、駅が近いことは帰り道の大きな安心感に繋がります。 水族館が目的なら迷わず小田急線の片瀬江ノ島駅を利用すべきです。



駅を出てすぐに潮風を感じられる立地は、水族館デートにも最高のスタートラインになりますよ!



駅が竜宮城の形をしているなんて、写真映えもしそうで楽しみです!
すばな通りの食べ歩き
江の島観光の大きな楽しみの一つである「食べ歩き」をメインにしたいなら、江ノ電の江ノ島駅が起点となります。
駅から島へと続く「すばな通り」には、名物のしらすコロッケやたこせんべい、お洒落なジェラート店などが軒を連ねています。 この通りをのんびり歩きながら、お腹を満たして島へと向かうのが、古くから親しまれている王道の観光ルートです。
江ノ島駅を出てすぐに始まる「すばな通り」は、誘惑がいっぱいです!島に着く前にお腹がいっぱいにならないよう、少しずつシェアして楽しむのが賢い歩き方ですよ。
通りにはお土産屋さんも多いため、帰りに立ち寄って自分へのご褒美や友人へのプレゼントを探すのにも最適な環境です。
食べ歩きグルメを片手に写真を撮りながら進めば、島までの距離も全く気にならないほど充実した時間が過ごせます。 食べ歩きを楽しむなら江ノ電の江ノ島駅から歩き出すのが定番のスタイルです。



江ノ電の駅を降りてからのワクワク感は、やっぱりこの商店街があるからこそですよね!



美味しそうなお店がいっぱいありそう。お腹を空かせて行かないと損ですね!
鎌倉エリアとのセット観光
江の島だけでなく、鎌倉の大仏や長谷寺など、沿線の名所を一日で巡りたいという方には、江ノ電の利用が必須となります。
江ノ電は全線で一日乗り放題になるデジタルチケットなどが販売されており、これを利用することで圧倒的にお得に周遊が可能です。 江ノ島駅は路線のほぼ中間に位置しているため、ここを拠点に「午前は鎌倉、午後は江の島」といった柔軟な計画が立てやすいのが特徴です。
また、江ノ電と小田急線の両方を使えるフリーパスも用意されており、出発地からの往復運賃を含めて大幅に節約できる場合があります。 最新の動向としては、スマートフォンで完結するデジタルスタンプラリーなども開催されており、エリア一体をゲーム感覚で楽しむ仕組みも整っています。
藤沢駅から江ノ電に揺られながら、海岸線を走る絶景を楽しむ時間は、旅の素晴らしい思い出になること間違いありません。 鎌倉も巡るなら江ノ電が一日乗り放題になるパスが非常にお得で便利です。



一日でたくさん移動するなら、切符を毎回買う手間が省けるフリーパスは絶対に持っておくべきですよ!



江ノ電から見る海の景色、SNSでよく見るやつだ!絶対に乗ってみたいです。
都心からの最速・最安ルート
移動のコストや時間を重視するなら、出発地によって最適な駅を選ぶのがポイントです。
新宿方面からお越しの場合、小田急線の「特急ロマンスカー」を利用して片瀬江ノ島駅まで直行するのが最も快適で早い方法です。 乗り換えなしで、全席指定の広々としたシートに座って移動できるため、移動時間をリラックスした休憩時間に変えることができます。
横浜方面からの場合は、JR線で藤沢駅まで向かい、そこから小田急線に乗り換えるか、江ノ電に乗り換えるかの二択になります。 運賃については、小田急線が全体的にリーズナブルな設定になっていることが多く、交通費を抑えたい学生さんやファミリー層には強い味方です。
目的地が新江ノ島水族館なら小田急線の「片瀬江ノ島駅」、江ノ電での観光なら「江ノ島駅」と使い分けるのが正解です。両駅は徒歩で10分ほど離れているため、事前に下車駅を正しく選ぶだけで無駄な移動時間を大幅に短縮できます。
とにかく「早く、安く、楽に」到着したいという願いを叶えるなら、小田急線の利便性は非常に高いといえます。 新宿方面から座って早く行きたいならロマンスカーの一択と言っても過言ではありません。



ロマンスカーならビールを飲みながら江の島まで行けるので、私的には最高の贅沢ですね(笑)



交通費が安く済めば、その分現地で美味しいものをたくさん食べられますね!
両駅の利便性を高める移動のコツ3つ


最後に、江の島観光をより快適にするための、知っておくと得する「移動のテクニック」をご紹介します。
天候や持ち物の状況に合わせて、これらのポイントを使い分けることで、旅の疲れを最小限に抑えることができますよ。
バリアフリー経路の確認
車椅子を利用される方や、ベビーカーをお持ちの親御さんにとって、駅のバリアフリー対応は非常に重要なチェック項目ですよね。
幸いなことに、片瀬江ノ島駅と江ノ島駅はどちらも近年の改修によってエレベーターや多機能トイレが完備されています。 しかし、駅から島へ続く道については、小田急の片瀬江ノ島駅からの方が段差が少なく、道幅も広いためスムーズに移動できる傾向があります。
江ノ電の江ノ島駅から続く「すばな通り」は、歩道がやや狭い場所もあり、混雑時にはベビーカーでの通行に少し気を遣う場面があるかもしれません。 また、江の島島内へ続く地下道にはエレベーターが設置されていますが、事前に場所を把握しておくと迷わずに済みます。
事前のルート確認が、同行する方全員の笑顔を守ることに繋がります。 ベビーカー利用ならエレベーター設置済みの小田急駅が安心して利用できます。



最近の江ノ島エリアは本当にバリアフリー化が進んでいるので、安心して遊びに来てくださいね!



道が広いかどうかは、ベビーカーを押す人にとってかなり大事なポイントですよね。
雨天時の移動負担
観光当日にあいにくの雨となってしまった場合、駅選びの基準は「濡れにくさ」にシフトします。
片瀬江ノ島駅は、改札を出てから水族館や近隣の飲食店まで比較的距離が近く、雨の中を歩く時間を最小限に抑えることが可能です。 一方で、江ノ島駅から島を目指すルートは、屋根のない商店街を15分ほど歩き続けることになるため、強風を伴う雨の日はかなり過酷な移動になります。
現地の天気を事前にチェックして、風の強さや雨量を確認しておくことが、服装選びや駅選びの大きなヒントになりますよ。 あわせて、天候の変化に強いアプリなどで最新の雨雲情報を確認しておくと、雨宿りのタイミングを計るのにも役立ちます。
島内のメイン通りも屋外が多いため、雨の日は水族館や海沿いのテラス席があるレストランを中心に楽しむプランに切り替えるのがおすすめです。 雨の日は移動距離が短い片瀬江ノ島駅を選ぶのが賢い選択と言えるでしょう。



海沿いは風が強いことも多いので、雨の日はしっかりしたレインコートがあると安心ですよ!



雨の中を15分歩くのはちょっと辛いかも。お天気に合わせて駅を変えてみます!
ロッカーの空き状況
観光を身軽に楽しむために欠かせないのが、駅のコインロッカーの活用です。
収容数で見ると、片瀬江ノ島駅は駅舎の改築に伴い、最新の交通系ICカード対応ロッカーが多数設置されており、大型のスーツケースが入るサイズも比較的見つけやすいです。 一方、江ノ電の江ノ島駅もロッカーはありますが、駅舎がこぢんまりとしているため、観光シーズンの午前中には早々に埋まってしまうことも珍しくありません。
ロッカー利用の注意点:週末や連休の11時を過ぎると、江ノ島エリアにあるどの駅のロッカーも満杯になってしまう確率が非常に高いです。大きな荷物がある場合は、早めに到着して場所を確保するか、宿泊先のホテルや藤沢駅のロッカーへ事前に預けるなどの対策を検討しておきましょう。
もし駅のロッカーが空いていない場合は、周辺の手荷物預かり所サービスを探すという手段もあります。
「荷物が重くて観光が楽しめない」という事態を避けるためにも、駅選びの段階からロッカーの存在を意識しておきましょう。 大型の荷物があるならロッカー数の多い片瀬江ノ島駅を狙うのがおすすめです。



ロッカー探しで1時間使っちゃうのはもったいないので、荷物は極力少なめが一番ですよ!



小田急の方がロッカーが多いんですね。重いバッグがある時はそっちに行ってみます!
江ノ島駅片瀬江ノ島駅違いに関するQ&A
まとめ:自分に合う駅を選んで江の島観光を楽しもう
- 江の島や水族館へ行くなら、島に最も近く小田急線で都心から直通の片瀬江ノ島駅が便利です。
- 鎌倉観光も楽しみたい場合や江ノ電の街並みを満喫したい方は、内陸側の江ノ島駅を利用するのが最適です。
- 両駅は徒歩10分ほど離れているため、目的地に合わせた路線を選ぶことがスムーズな観光のコツです。
- 出発地からのアクセスの良さだけでなく、当日の観光ルートや歩く距離を考慮して駅を選ぶと快適です。
江の島観光の玄関口となる2つの駅、実は運営会社も場所も全くの別物。都心からロマンスカーで楽に向かいたいなら「片瀬江ノ島駅」、江ノ電のレトロな雰囲気を味わうなら「江ノ島駅」を選ぶのが正解です。
駅同士は歩いて10分ほど離れているため、待ち合わせ場所の勘違いには注意が必要ですよ。スムーズな移動のコツは、駅の特徴を事前に把握しておくこと。
これ、意外と差が出るポイントです。
まずは出発地からの乗り換えルートを再確認して、どちらの駅を利用するか今すぐ決めてしまいましょう。自分のプランに最適な駅を選んで、最高の江の島観光を満喫してくださいね!








